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  • ジョスカン・デ・プレは1440年頃おそらく北フランスに生まれ、1521年8月27日にコンデ=シュル=レスコーで亡くなったルネッサンス期を代表する作曲家である。1440年といえば、ジャンヌ・ダルクが火刑に処せられてまだ9年しか経っていない。ずいぶん昔の人のように思えるが、ジョスカンの作品はそれから何世紀もの間、多くの作曲家のように一度

    [続きを読む](2019.03.02)
  • 4ADというレーベル名を耳にしてどんなサウンドを思い浮かべるのか。それは世代によって異なるのだろう。ポストパンク期の1980年に英国で誕生したこの名門インディ・レーベルの名前を世界に知らしめたのは、コクトー・ツインズを筆頭にデッド・カン・ダンス、アムステルダムのクラン・オブ・ザイモックス、ハンブルグのXマル・ドイチェランド...と、

    [続きを読む](2019.02.22)
  • 子供の頃、テレビで時代劇を見ることが家族団欒だった私にとって、スガカンは最も懐かしい悪役俳優の一人だ。なので、当時の時代劇を見直している時に、その姿が画面に現れると、正義のヒーローそっちのけで、「待ってました」と叫びたくなる。かつてはこの人が登場するたびに、「とんでもない悪党だな」と憤っていたのに、変われば変わるものだ。

    [続きを読む](2019.02.14)
  • 春になると家持の歌を読みたくなり、本棚から『万葉集』を取り出す。私が好きなのは、巻第十九に収められた三首だ。そのうち二首は天平勝宝5年(753年)の2月23日(太陽暦4月5日)に、一首は2月25日(太陽暦4月7日)に作られている。 二十三日に、興に依りて作る歌二首 春の野に 霞たなびき うら悲し この夕影に うぐひす鳴くも

    [続きを読む](2019.03.17)