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  • ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番は1804年から1805年にかけて作曲されたとみられている。「熱情(Appassionata)」という題は作曲者の死後、ハンブルクの出版社クランツによって付けられたものだが、まさに熱情をそのまま音楽に置き換えたような作品なので、おそらく今日でも、この作品を初めて聴く人は、オブラートに包まれていない激しい感情

    [続きを読む](2019.02.04)
  • それはまさに一目惚れだった。カーディガンズの1995年のシングル「カーニヴァル」は、ポップソングとしての完璧さもさることながら、PVでフロントウーマンのニーナ・パーションが見せたあまりにもスウィートな佇まいや、ブリティッシュでもフレンチでもないレトロで洒脱な美意識で、日本人をすっかり魅了。彼らはどこよりも早く日本で大ブレイクを果たす

    [続きを読む](2019.01.23)
  • 子供の頃、テレビで時代劇を見ることが家族団欒だった私にとって、スガカンは最も懐かしい悪役俳優の一人だ。なので、当時の時代劇を見直している時に、その姿が画面に現れると、正義のヒーローそっちのけで、「待ってました」と叫びたくなる。かつてはこの人が登場するたびに、「とんでもない悪党だな」と憤っていたのに、変われば変わるものだ。

    [続きを読む](2019.02.14)
  • スイス出身の大ピアニスト、エドウィン・フィッシャーの著書に『音楽の考察』というエッセイ集がある。邦訳もあり、『音楽を愛する友へ』と題されて新潮社から出ていた(1958年初版)。フィッシャーはこの本の中で、演奏家の心得を述べ、「作曲家が作品を懐胎した時に彼が霊感を受けていた状態に、われわれ自身の身を置くこと」の大切さを説き、合理主義に

    [続きを読む](2019.01.26)