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  • 私が最初に聴いた音楽が何なのかは覚えていないが、クラシック音楽というものを好きになる前から、バッハのメロディーは何種類も知っていた。幼少の頃、テレビ、ラジオ、あるいは街中で聴く機会があったのだろう。パッと思い浮かぶだけでも、「G線上のアリア」、「トッカータとフーガ ニ短調」、無伴奏チェロ組曲第1番の「前奏曲」、小フーガ、イタリア協奏曲、ゴルトベルク変奏曲の「...

    [続きを読む](2020.02.06)
  • 2月初めにグリーン・デイの最新作『Father of All Motherfuckers』が届いた。今秋の大統領選に向けてすでにアメリカは選挙モード一色。今回はリベラル勢にとって切迫感のレベルが違うだけに、誰かのことを示唆しているかのようなタイトルを見てつい期待してしまったのだが、彼らが作ったのはいたってノンポリなアルバムで、メディアでは驚きの声が多々聞かれ...

    [続きを読む](2020.02.25)
  • ジョージ・キューカーは女優の魅力を引き出す達人で、「Woman's Director」と呼ばれていた。彼に導かれ、新たな才能を開花させることができた女優は実に多い。しかもビッグネームばかりだ。ちょっと挙げるだけでも、ノーマ・シアラー、クローデット・コルベール、グレタ・ガルボ、ジョーン・クロフォード、キャサリン・ヘプバーン、ロザリンド・ラッセル、イングリッド・...

    [続きを読む](2020.01.30)
  • 沖縄に伝わる古い歌謡「オモロ」を集めた『おもろさうし』を読んでいると、言霊の力について考えたくなる。『おもろさうし』は全22巻の歌謡集で、第1巻は1531年、第22巻は1623年頃に成立したと言われている。その歌数は1554首、重複しているものを除くと1248首である。言霊といえば、まず言及すべきは『万葉集』だろう。巻十三には、言霊の二文字が入った有名な歌が...

    [続きを読む](2020.02.16)