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  • 1951年、エリザベート王妃国際音楽コンクールの開催が決まった際、ソ連政府の役人はスターリンから「必ず優勝を」と命令された。困った彼らは、国際コンクールでの優勝経験がある大演奏家ダヴィッド・オイストラフに相談した。「ソ連のヴァイオリニストの中で、誰なら優勝できるのか?」オイストラフは答えた。「レオニード・コーガンしかいない」――こうして当時27歳だったコーガ...

    [続きを読む](2021.08.01)
  • 2度目のフェスのない夏を迎えて、ぬかるみにハマったまま雨に打たれたり、トイレ待ちの行列に延々と並ぶことさえ懐かしく感じられる今日この頃、久しぶりにライヴ・アルバム『砂漠のフェスティヴァル(Festival In The Desert)』(2003年)を取り出して、フェス・ロスを癒し、逃避願望を満たしている。正確にはフランス語表記で、フェスティヴァル・オ・デゼ...

    [続きを読む](2021.07.22)
  • アラン・ラッドは1940年代から1950年代にかけて活躍した大スターである。出演作の中ではジョージ・スティーヴンス監督の『シェーン』(1953年)が抜きん出て有名だが、ほかにも『拳銃貸します』(1942年)、『青い戦慄』(1946年)、『潜行決死隊』(1946年)、『ネブラスカ魂』(1948年)、『暗黒街の巨頭』(1949年)などで様々な役を好演し、多くのフ...

    [続きを読む](2021.06.11)
  • みんなで示し合わせてこの時代を選び、集結したのではないか。そう思いたくなるほど、江戸の寛政・文化・文政期には、多くの天才絵師が活躍していた。ちょっと名前を挙げるだけでも、喜多川歌麿、葛飾北斎、写楽、歌川豊国、歌川国貞、歌川広重、歌川国芳とビッグネームが並ぶ。寛政3年(1791年)、武士の家に生まれ、狩野白珪斎と菊川英山に絵を学び、曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』...

    [続きを読む](2021.07.10)