映画 MOVIE

監督神髄

名監督たちの肖像

映画史に名を残す100人の監督論。
今なおファンに愛されている代表作を観ながら
それぞれの作品の特色、映画術をつまびらかにしたい。

  • フランク・ボーゼイジは役者として成功した後、監督になり、『第七天国』でその実力を世に知らしめた。これで第1回アカデミー監督賞を受賞したボーゼイジは監督としての地位を確立、1930年代の後半までコンスタントにヒット作を発表、映画史に名を残した。洗練された演出スタイルではなく、変化球を駆使するタイプでもない。ボーゼイジは真っ正面からドラマを構築する。

    [続きを読む](2012.03.29)