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アラン・ラッドは1940年代から1950年代にかけて活躍した大スターである。出演作の中ではジョージ・スティーヴンス監督の『シェーン』(1953年)が抜きん出て有名だが、ほかにも『拳銃貸します』(1942年)、『青い戦慄』(1946年)、『潜行決死隊』(1946年)、『ネブラスカ魂』(1948年)、『暗黒街の巨頭』(1949年)などで様々な役を好演し、多くの...
[続きを読む](2021.06.11) -
しかし、私がこの映画を観直して一番感銘を受けたのは(初めて観た時はアラン・ラッドの早撃ちだったが)、悪役のジャック・パランスである。彼が演じたのは殺し屋ウィルソン。このウィルソンが、エライシャ・クック・ジュニア扮する短気な開拓農民トーリーを撃つ場面は、鳥肌が立つ。 わざと喧嘩を売るウィルソン。カッとするトーリー。ウィルソンは不敵な笑みを浮かべ、「抜け」とい...
[続きを読む](2012.04.12) -
寡作の大監督 ジョージ・スティーヴンス監督は、そのキャリアの長さのわりに作品数が少ない。これは彼が完璧主義で、ひとつの作品に時間と予算をかけすぎていたためといわれている。ただ、そうして生まれた作品のいくつかは、映画史上でも、出演者のキャリアの上でも、大きな節目となった傑作として映画ファンに愛されている。 たとえば1942年の『女性No.1』。これはハリウッド...
[続きを読む](2012.04.11)
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