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  • ルー・リード、ジョン・ケイル『ソングス・フォー・ドレラ』1990年作品 コロナ禍で中止・延期を余儀なくされたのは、もちろん音楽イベントだけでない。多数の美術展にも影響が出ている。本当なら2020年9月に始まるはずだった『アンディ・ウォーホル・キョウト』展もそのひとつ。目下延期調整中となっているが、かねてから会期中にぜひ取り上げたいと思っていたアルバムが、本作...

    [続きを読む](2020.08.23)
  • パティ・スミス『ゴーン・アゲイン』1996年作品 筆者が音楽を聴き始めた時には、パティ・スミスはすでに伝説の人だった。亡くなったわけではなかったけど半ば故人みたいなものーーと言ったら失礼かもしれないが、 1974年のデビューから最初の5年間に4枚のアルバムを発表し(セカンド『ラジオ・エチオピア』以降の3枚はパティ・スミス・グループ名義で)、詩人/ミュージシ...

    [続きを読む](2018.06.29)
  • ルー・リード『トランスフォーマー』1972年作品 パンク以降の〈ギター・ロック〉に影響力絶大なバンドのヴェルヴェット・アンダーグラウンドのリーダーだったにもかかわらず1970年に脱退したルー・リード(vo、g)が、その2年後にリリースしたセカンド・ソロ・アルバムである。クールに見えてやんちゃで挑戦的だからムラ(≠ブレ)が多く、地雷盤も作ってきたルーのソロ活動...

    [続きを読む](2013.08.04)
  • ザ・ストゥージズ『ファン・ハウス』1970年作品 今も現役のパンクのゴッドファーザーであるイギー・ポップが20代前半にやっていたバンドがザ・ストゥージズだ。2003年には再結成し、来日公演でもノスタルジーで終わらぬライヴをかまして新旧のファンの血を沸騰させた。 1968年4月にライヴ・デビューしたザ・ストゥージズは、MC5と共に米国デトロイト・ロックの象徴で...

    [続きを読む](2012.04.19)
  • ヴェルヴェット・アンダーグラウンド『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』1967年発表 一般的には、アーティストグッズとは、そのアーティストのファンが身に付けるための商品だ。しかし、必ずしもそうとは言えないものも多々ある。例えば、AC/DCのTシャツを着ている女の子を時々見かけるが、「やっぱ『ハイ・ヴォルテージ』だよね!」とか話しかける勇気は僕...

    [続きを読む](2011.12.08)
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