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  • 『ヘルプ』1995年作品 今思うと、1990年代はチャリティ・コンピレーション・アルバムの黄金時代だった。それは、考えてみると不思議なことじゃない。ロック史上初の大規模なチャリティ・コンサートは1971年にジョージ・ハリソンが主催したバングラデシュ・コンサートだったが、その後80年代にかけて大型イベントが続々開催されるようになり、他方で、ライヴ・エイドの『ド...

    [続きを読む](2020.09.26)
  • パルプ『コモン・ピープル』1995年作品 その感覚を「違和感」、もしくは「居心地悪さ」と評するべきなのか、パルプは枠からハミ出がちなバンドだった。間違いなく純英国的なセンスを備え、一般的にはブリット・ポップに括られることが多いものの、スウェードやブラーの面々と比べると世代的には少しばかり先輩。フロントマンでありリリシストのジャーヴィス・コッカーが前身バンドA...

    [続きを読む](2014.09.15)
  • ブラー『パークライフ』1994年作品 音楽ムーヴメントの起点を定めるのは得てして難しいもの。1990年代英国のブリットポップがいつ始まったのかという議論も様々ある。中でも有力なふたつの説のうち、ひとつは1992年5月のスウェードのデビュー。そしてもうひとつが、1994年4月の、ブラーの傑作サード『パークライフ』のリリースだ。つまり後者をとるなら今年はちょうど...

    [続きを読む](2014.04.16)
  • スウェード『スウェード』1993年作品 2012年7月、再結成してから2回目の来日を果たしたスウェードを、妙齢女性4人で勇んで観に行った時のこと。年甲斐もなく最前ブロックに押しかけてもみくちゃになって、若い頃と変わらぬルックスを保つブレット・アンダーソン(vo)に見惚れた我々は、「散々歌っちゃったけど、ほんと、ドラッグとセックスの曲ばっかだよね」と、大笑いし...

    [続きを読む](2013.03.24)
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