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  • ティアーズ・フォー・フィアーズ『ザ・ハーティング』1983年作品 多くの音楽ファンにとって、アーサー・ヤノフという名前と引き合わせてくれたアルバムと言えば、ジョン・レノンの初のソロ作『ジョンの魂(John Lennon/Plastic Ono Band)』(1970年)であり、殊にオープニングを飾る曲「マザー」なのではないかと思う。主に伯母に育てられた彼は、...

    [続きを読む](2023.02.25)
  • ピーター・ガブリエル『So』1986年作品 もちろん「ソールズベリー・ヒル」を始め代表曲は知っていた。でも、あのヒプノシスが手掛けたジャケットの怖さのせいか、タイトルがないという奇妙なこだわりのせいか、本作に至るまでピーター・ガブリエルの作品をちゃんと聴いたことがなかったが、そういう人間が筆者だけではなかったことは、数字が如実に物語っている。1975年にジェ...

    [続きを読む](2018.08.23)
  • グレイス・ジョーンズ『ナイトクラビング』1981年作品 あれはちょうど2年前の2012年6月、英国のエリザベス女王の即位60周年を記念するコンサートがバッキンガム宮殿前で盛大に開催された。国内外の大物アーティストが顔を揃えた中、ジャマイカを代表して出演したグレイス・ジョーンズ(当時64歳)は、スーパーヒーローのコスチュームみたいな異様な衣装を着て、相変わらず...

    [続きを読む](2014.06.18)
  • ポール・サイモン『グレイスランド』1986年作品 〈グレイスランド的〉という言い回しが音楽的ヴォキャブラリーの一部と化して、すでに久しい。西欧米のロック/ポップとその圏外の音楽のミクスチュアをざっくりと括るこの表現、そういう手法をとる若手アーティストが増えているせいか最近ますます頻繁にメディアで目にするのだが、リリースから四半世紀を経て本家本元が先頃再発され...

    [続きを読む](2012.07.17)
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