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  • レコード・コンサートの愉しみ 過日、今も交流を続けている翻訳学校の元生徒さんから頂戴したお手紙に次のような一節があった。曰く、「レコード・コンサート(初めて聞く言葉です)」。筆者よりかなりお若い彼女にしてみれば、当然ながら聞き慣れない言葉だっただろう。〈レコード・コンサート〉とは、ある空間(家、オーディオ設備の整った一室、またはスタジオなど)で、大音量でアナ...

    [続きを読む](2013.05.11)
  •  その昔、YOKOHAMA BLACK CINEMA CLUBなる好事家の集まりがあり、筆者自身もメンバーのひとりで、不定期ながら、横浜某所で行われていた〈レアなブラック・ミュージックの映像を鑑賞する会〉に必ず参加していた。また、都内某所において、1980年代半ば頃、早稲田大学のサークル〈ブラック・ミュージック研究会(サークル名:ギャラクシー)〉の集まりがあ...

    [続きを読む](2013.02.16)
  •  少し前の話になるが、2011年4月12日、四半世紀来の男友だちSが不治の病に冒されてこの世を去った。享年52。遺されたのは、奥さんと1万枚以上にも及ぶアナログ盤のレコード。 筆者の知人・友人の中で、R&B/ソウル・ミュージックを語らせたら、彼の右に出る者はいなかった。とりわけ、いわゆる〈甘茶系〉と呼ばれる音楽、即ちスウィート・ソウルへの造詣は深く、...

    [続きを読む](2012.06.23)
  •  6年連続売上アップ、かつ、2011年は前年比で25%増し。 今の音楽界にそんな調子のいい商品があるとはちょっと信じ難いのだが、実はアナログ・アルバムの話。ちなみにこれは米国内での数値で、計350万枚が昨年1年間に売れたという。まあ、何かが一方向に傾くと必ず反動があるのが世の常なわけで、デジタル・リスニングが浸透する一方でアナログの良さが改めて評価されて、新...

    [続きを読む](2012.04.14)
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