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ジャーヴィス・コッカー『ジャーヴィス』2006年作品 今話題の再結成ツアーと言えば、ブラーもさることながら、今年デビュー40周年を迎えるパルプのそれが気になっている。正確には解散はしていないから〈再結成〉にはあたらないのかもしれないが、日本へは1996年に一度来たきりで、2007年のフジ・ロック・フェスティバルにはジャーヴィス・コッカーがソロで出演してくれた...
[続きを読む](2023.05.25) -
ロビー・ウィリアムス『アイヴ・ビーン・エクスペクティング・ユー』1998年作品 さる2017年6月4日、アリアナ・グランデのマンチェスター公演会場での爆弾テロ事件を受けて、大規模なチャリティ・コンサート〈One Love Manchester〉が開催された。英国最大の男性ソロ・アーティストとして20年間シーンに君臨してきたロビー・ウィリアムスは、地元を代表し...
[続きを読む](2017.07.16) -
ジョージ・マイケル『オールダー』1996年作品 2017年2月に開催された第59回グラミー賞で、かねてから注目を集めていたジョージ・マイケルのトリビュート・パフォーマンスに起用されたのは、ほかでもなく、この夜の主役となるアデルだった。歌ったのは「ファストラヴ」。1996年に発表したサード『オールダー』(全英最高1位)からの、2曲目の全英ナンバーワン・シングル...
[続きを読む](2017.03.26) -
ワム!『メイク・イット・ビッグ』1984年作品 中学時代に出会ったジョージ・マイケル(ヴォーカル)とアンドリュー・リッジリー(ギター)が18歳の時に結成し、1980年代を代表するアイドル〜アーティストのひと組へと成長したワム!について、何よりも驚くべきことは、その若さでジョージが一貫して作詞作曲のみならずプロデュースまで手掛けていたという点だろう。3枚のアル...
[続きを読む](2013.11.21) -
ジョージ・マイケル「アメイジング」(2004年/全英No.4)【The Religious Side of The Song】 Christians for a Moral America Pray for George Michael's Death.(道徳的なるアメリカを求めるクリスチャンたちはジョージ・マイケルの死を祈願する) これは、実際にインターネ...
[続きを読む](2012.10.10) -
ジョージ・マイケル「アメイジング」(2004年/全英No.4)【The Sexual Side of The Song】 音楽も文化も、そして英語の発音も、幼い頃からアメリカのそれにドップリと浸かってきた筆者の半生において、イギリス人アーティストのジョージ・マイケルは(妙な言い方だが)突然変異にも等しい存在だった。否、過去形ではない。彼の類稀なる音楽的才能に...
[続きを読む](2012.09.26)