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タグ「長谷川等伯」が付けられているもの
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そこは、〈都会のオアシス〉などという陳腐な言葉に置き換えるのが憚られるほど、幽玄で心地好い静寂に包まれた空間。行く度に身も心もゆったりとした気分に浸れ、なおかつ極上の美術品を鑑賞したという満足感にも包まれて、終いにはその場にいつまでもいつまでも佇んでしまいたくなる。筆者が最も愛する美術館のひとつ、根津美術館(以下、根津美)とは、そうした場所だ。 手持ちの『...
[続きを読む](2013.04.06) -
曾我蕭白の「群仙図屏風」を初めて見た時は、驚いたというよりも呆然としたものである。見たといっても、その時は図録で見たにすぎないが、それでも、その発想力と画力に圧倒された。ひと言でいえば奇想天外。流派や伝統から逸脱した新しさが横溢している。誰にも真似できない、真似しようのない絵だ。そこには8人の仙人のほかに、龍、鶴、鯉、蝦蟇、唐子、侍女、樹、風、波などが描か...
[続きを読む](2012.05.12) -
鉄道マニアを「鉄っちゃん(もしくは鉄ちゃん)」と呼ぶそうな。筆者の旧知の編集者さん(女性)は切手蒐集家を「切っちゃん」と呼ぶ。これが世間一般で通用する呼称なのか否かは知らない。その編集者さんも切っちゃんのひとりではあるのだが。 小〜中学校時代、同級生(主に男子)に切手蒐集家が数名いたと記憶している。記念切手発売日ともなると、遅刻するのもお構いナシに郵便局が...
[続きを読む](2011.09.03)
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