音楽 POP/ROCK
  • 先日BBCのニュース番組で英国議会の映像を見ていて、ちょっと驚いたことがある。最前列に座るジョンソン首相の両脇にいた内務大臣と大蔵大臣がどちらも、南アジア系の政治家だったのである。人種ではなく、彼らが保守党内閣の最重要ポストにあるという点に驚いたのだ。しかも内務大臣のほうは非常に厳格な移民政策を推し進めていて、目下検討している移民受け入れの条件に

    [続きを読む](2020.03.22)
  • 2月初めにグリーン・デイの最新作『Father of All Motherfuckers』が届いた。今秋の大統領選に向けてすでにアメリカは選挙モード一色。今回はリベラル勢にとって切迫感のレベルが違うだけに、誰かのことを示唆しているかのようなタイトルを見てつい期待してしまったのだが、彼らが作ったのはいたってノンポリなアルバムで、メディアでは驚きの声が多々聞かれ...

    [続きを読む](2020.02.25)
  • ベイルートにて、シリアの血を引くレバノン人の母とアメリカ人の父の間に誕生し、内戦を逃れて1歳から10年間をパリで過ごして、9歳の時にロンドンに移住。英語、フランス語、イタリア語、スペイン語を流暢に操り、フィレンツェとマイアミを拠点に音楽活動を行なう傍ら、フランスとイタリアでテレビ番組にレギュラー出演し、英国BBCのラジオで不定期の番組を持つーー。音楽界で最も...

    [続きを読む](2020.01.20)
  • 『アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡』というフレーズを見て、2019年末現在の英国と結びつけずにいられないのは筆者だけではないと思う。何しろ12月半ばの総選挙で保守党が想定外の大勝利を収めてEU離脱は確実となり、スコットランドでは独立派のスコットランド国民党が議会を独占し、北アイルランドでも統一派が躍進。数年後の英国はイングランドとウェールズだけ…...

    [続きを読む](2019.12.20)
  • 1995年にこの『ジャグド・リトル・ピル』(全米チャート最高1位)がリリースされた時に正直言ってあまりピンと来なかった理由を考えてみると、言い訳は色々ある。特徴的なヴィジュアル・アイデンティティを持っていなかったこと。歌い方が大仰に感じられたこと。オルタナティヴなのかメインストリームなのかはっきりしないプロダクションが、中途半端に聴こえたこと

    [続きを読む](2019.11.22)

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