音楽 POP/ROCK
  • ロンドンのイーストエンドと言えば、近年はトレンディなエリアとして有名だ。再開発が進んで洒落た店が並び、ファッショナブルな若者たちが行き交っていて、100年ちょっと前にジャック・ザ・リッパーが闊歩した、貧しくて猥雑な下町の面影は消えつつある。そんなヴィクトリア時代のイーストエンドを知るには、チャールズ・ディケンズの小説なんかを読むのが手っ取り

    [続きを読む](2018.05.19)
  • トーマス・ドルビーの存在を筆者が知ったのは、恐らく1982年、毎週ラジオで聴いていた番組『アメリカン・トップ40』でシングル「彼女はサイエンス(She Blinded Me With Science)」がかかった時だったと思う。第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンの最中で、地元英国ではさほどヒットしなかったこの曲は最高5位を記録。自ら監督した、精神病院で展...

    [続きを読む](2018.04.16)
  • ブライアン・イーノとデヴィッド……と聞けば多くの人が、ブライアンが神秘的なエレクトロニック・サウンドをあしらったデヴィッド・ボウイのベルリン3部作を思い浮かべるに違いない。が、実はほぼ同時期にブライアンはもうひとりのデヴィッドと、さらに密なコラボレーションを行なっていた。トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンである。1978年のセカンド『モア・ソングス』、1...

    [続きを読む](2018.03.24)
  • 先頃報じられたザ・フォールのマーク・E・スミスの死は、ポストパンク期のロックに親しんだ世代にとって大きな衝撃だったが、危ない危ないと言われつつ(!)2017年のクリスマスに無事還暦を迎えたのが、マークと同じ1957年生まれのザ・ポーグスのシェイン・マガウアンだ。数年前から車椅子生活を送っているものの、

    [続きを読む](2018.02.26)
  • 米国におけるファースト・ウィーク・セールス(発売後最初の1週間のアルバム売り上げ)の最多記録の2・3位は、同じアーティストが独占している。3位は188万枚を売ったサード『Celebrity』(2001年)、2位は、240万枚を売ってアデルの『25』が登場するまで15年間首位を守ったセカンド『No Strings Attached』(2000年)。つまりイン・...

    [続きを読む](2018.01.29)