音楽 POP/ROCK
  • 飲酒癖を見かねた周囲の人たちからリハビリを勧められた時、エイミー・ワインハウスが「ノー、ノー、ノー」と拒まずに大人しく施設に入って、酒断ちに成功していたら、どうなっていたのだろう。よりによって急性アルコール中毒で命を落とすことなく、今も元気に活動をしていたのだろうか。少なくとも「リハブ」という名曲は生まれていなかったし、この傑作アルバム『バック・トゥ・ブラッ...

    [続きを読む](2019.08.19)
  • 80年以上の歴史を誇る、ロンドンのBBCメイダ・ヴェイル・スタジオと言えば、BBC交響楽団の拠点であり、BBCラジオの伝説的セッションの数々が録音された英国の文化的ランドマークだ。1958年から40年にわたってその一角にラボを構えていたのが、BBCレディオフォニック・ワークショップ。日々奇妙な実験を重ねて、BBCのラジオとテレビの番組で使われる特殊効果音やテ...

    [続きを読む](2019.07.25)
  • “Follow the yellow brick road!”――映画『オズの魔法使』(1939年公開)の中でジュディ・ガーランド演じるドロシーは、そう叫ぶマンチキンたちに急き立てられて、オズの都エメラルド・シティへと続く黄色いレンガ路を進む。魔法使いの力を借りて家に帰るために。でもやっと辿り着いてみると、実は魔法使いに特別なパワーはなく、

    [続きを読む](2019.06.24)
  • ジェフ・バックリィの「ハレルヤ」、パティ・スミスの「ビコーズ・ザ・ナイト」、ザ・クラッシュの「アイ・フォウト・ザ・ロウ」、シネイド・オコナーの「ナッシング・コンペアーズ・トゥ・ユー」……。以上の曲はいずれも、ともするとオリジナルよりも有名なカヴァー・ヴァージョンだ。何も原曲より優れているという意味ではなく、ジェフやシネイドは単に、大好きな曲に独自の解釈を加え...

    [続きを読む](2019.05.26)
  • ジャック・ホワイトって男は、言うまでもなく現代アメリカを代表する偉大なミュージシャンなのだが、筆者が思うに、アメリカの音楽文化の保護管理人兼パトロンみたいな存在でもある。常に古典的な録音技術を尊重して作品を制作している彼は、昨今のアナログ・リバイバルにも大きく貢献し、2017年にとうとうアナログ生産工場を新設。

    [続きを読む](2019.04.19)

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