音楽 POP/ROCK
  • ドリー・パートンというアーティストは、日本でどう受け止められているのだろうか。そもそもカントリー・ミュージシャンというだけで多くの人にとっては縁遠いし、故ホイットニー・ヒューストンが歌った「オールウェイズ・ラヴ・ユー」が元々ドリーの曲であることも、あまり知られていないような気がするが、アメリカでは取り敢えず、国宝と呼ぶのが妥当だと思う。1960年を越えるキャ...

    [続きを読む](2021.01.17)
  • 最近何か音楽を聴いて衝撃を受けたことがあるかと問われたら、正直言って答えに窮してしまうのだが、かれこれ15年以上前に耳にしたコノノNo.1のファースト・アルバム『コンゴトロニクス(Congotronics)』(2004年)は間違いなく、真に衝撃的な作品だった。ガムランにも似た、恐ろしく速いテンポでこぼれ落ちる金属質の楽器の音といい、音の輪郭を微妙にぼかす強烈...

    [続きを読む](2020.12.28)
  • 2020年もそろそろ〈まとめ〉のモードに入った今日この頃、振り返ってみると、筆者の頭の中でまさにミラーボールみたいに1年間燦然と輝きながらクルクル回っていたトレンドは、ほかならぬディスコ、だった。サウンドで、スピリットで、ディスコ時代を再訪して40年ほどアップデートする素晴らしいアルバムが今年は続々リリースされ、かつヒットしているのである。

    [続きを読む](2020.11.22)
  • 2003年2月14から16日にかけて、世界中の都市の目抜き通りを老若男女が埋め尽くす、記録的規模のデモが行われた。集まったのは言うまでもなく、イラク戦争を阻止したいという想いで結ばれた人々だ。東京でも明治公園を出発点に2万人以上が行進したものだが、ロンドンでの参加者は約100万人に上り(150万もしくは200万人という説もある)、リビングストン市長からモデル...

    [続きを読む](2020.10.21)
  • 今思うと、1990年代はチャリティ・コンピレーション・アルバムの黄金時代だった。それは、考えてみると不思議なことじゃない。ロック史上初の大規模なチャリティ・コンサートは1971年にジョージ・ハリソンが主催したバングラデシュ・コンサートだったが、その後80年代にかけて大型イベントが続々開催されるようになり、他方で、ライヴ・エイドの『ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・ク...

    [続きを読む](2020.09.26)

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