音楽 POP/ROCK
  • コロナ禍で中止・延期を余儀なくされたのは、もちろん音楽イベントだけでない。多数の美術展にも影響が出ている。本当なら2020年9月に始まるはずだった『アンディ・ウォーホル・キョウト』展もそのひとつ。目下延期調整中となっているが、かねてから会期中にぜひ取り上げたいと思っていたアルバムが、本作『ソングス・フォー・ドレラ(Songs For Drella)』(199...

    [続きを読む](2020.08.23)
  • 重く垂れこめた雲のようなメランコリーと、ダンスフロアの享楽。マンチェスターという町から発信される音楽のある意味で対照的なふたつの特徴を、図らずもクロスオーバーして見せたバンド……と言えば、誰しもジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーを思い浮かべるに違いない。が、本稿の主人公は彼らではなく、ダンスフロアで誕生しながら、詩情あふれるムーディー

    [続きを読む](2020.07.14)
  • 今年リリース30周年を迎える名盤は何かと問われれば、パブリック・エネミーの『ブラック・プラネット』やソニック・ユースの『Goo』などが真っ先に思い浮かぶのだが、ひとつの感染症が世界を未曽有のカオスにおとしいれている中、思い出さずにいられなかった1枚が本作『Red Hot + Blue』。非営利団体Red Hotがプロデュースするチャリティ・アルバム・シリーズ...

    [続きを読む](2020.06.15)
  • 洋楽ファンにとって、多くのアーティストがツアー・スケジュールに含めてくれる日本(厳密には東京か?)は恵まれた場所ではある。ただそれもジャンルによりけりで、地味なジャンルだとそうもいかない。〈アメリカーナ〉と括られるアメリカのルーツ音楽、特にカントリー音楽もそのひとつで、ゆえに筆者は、2005年にボナルー・フェスティバルに遊びに行った際、「今しかない」と思って

    [続きを読む](2020.05.26)
  • 「女の子が踊れる音楽を作る」。2020年現在のジェンダー意識を巡る厳しい基準に照らすと、こんなことを言ったら、性差別的だ!とか、男が踊れる音楽とどう違うんだ!とか、あれこれ非難を浴びてしまうかもしれない。が、フランツ・フェルディナンドがデビュー当時掲げていたこのモットーは、彼らが考えるにマッチョに傾いていたロックをもっと平等で開かれた表現にするという、まっと...

    [続きを読む](2020.04.26)

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